SCORM 2004学習エンジン携帯対応モジュールは、eラーニングの最新国際標準規格「SCORM(Sharable Content Object Refernce Model)
2004」に対応した教材コンテンツをパソコンだけでなく携帯電話から利用可能とするプログラムです。
従来のSCORM 2004規格では、学習実行にパソコンの高機能なブラウザを必要とするため、通常の携帯電話からSCORM対応コンテンツの学習を行うことはできませんでした。
本プログラムは、このような問題を解決して、携帯電話からもパソコンと同様にSCORM
2004対応コンテンツの学習を可能とするものです。また、電波の届かないところでも学習が継続できるよう、
あらかじめ携帯電話にダウンロードしたコンテンツをオフラインで学習し、学習終了後、
履歴をサーバにアップロードするオフライン学習機能も有しています。
学習履歴は、サーバ側で一括管理され、携帯電話でプリテストを受講し、
その成績に応じた内容の解説コンテンツをパソコンから学習するということも可能です。
本モジュールは、すでにELCがオープンソースとして公開しているSCORM 2004学習エンジンをベースに開発されたもので、
SCORM 2004学習エンジンと組み合わせて使用するサーバ側および携帯端末側のサブモジュールから構成されます。
本モジュールは、総務省の委託事業、平成18年度「ユビキタスラーニング基盤の開発・実証実験」においてNTTドコモが開発し、
総務省の協力を得てELCが公開するものです。
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